【第84話】何なら、今から見に来ますか?

どうも!八郎です!!

超巨大分譲地のセキスイハイムの建売を内装の打ち合わせに活かすべく見に行った八郎家。
その帰りに、会社の同僚A君親子に遭遇します。
A君は、セキスイハイマーで、この超巨大分譲地に家を建てていました。
建売を内覧しましたが、自分の思うような感触を得ることが出来なかった八郎。
A君との遭遇をこれ幸いと、A君宅の内覧を目論見ます。
果たしてうまくいくでしょうか?
それでは続きをどうぞ!!

内覧のお願いを切り出す

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A君「もうハウスメーカーとか決まりました?」

何も振っていないのに前のめり気味に話を聞いてくるA君。
どうやら八郎が家を建てることに興味深々のようです。
これは思った以上に簡単に頼めそうな気がしてきましたよ。

八郎「いや、まだだけど(ホントは決まってるけど)。でも気になるハウスメーカーはあるね」

A君「例えば、どことかありますか?ここなら20社くらい入ってますから選びたい放題ですよ」

八郎「そうやなぁ、セキスイハイムとか気になるかなあ(チラッ)

A君「えーまじっすか!俺セキスイハイムですよ!!何なら営業紹介しましょうか!?」

いやいや、もう営業はハイム営業がいるので間に合っています(笑)
必要なのは、営業ではなくて、君の家を内覧したいのだよ、A君。

八郎「うーん、まだ検討段階だから。。。営業とかは良いんだ」

A君「そうなんですか…でも他に何か出来ることはないですか?」

八郎「うん、そうだね。。。(ワザトラシクマヲアケテ、ト)セキスイハイムの事が気になっているから」

お、この流れ、かなり自然にA君に内覧をお願い出来そうな空気です。

八郎「参考にしたいから、A君の家を実際に見させてくれないかな?」

A君「!!!何だ!そんな事ですか!!お安い御用ですよ」

なんと、あっさり快諾です。
拍子抜け、と言うか、こんなに安請け合いして大丈夫なんでしょうか?

招かれざる客

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A君「何なら、今から見に来ますか?」

八郎・嫁「!!!!!」

いやいやいや。
流石に今からはマズいでしょ?
A君は良いかもしれないけど、A君の奥さんは絶対に良い訳がない。
それとも、来客に備えて常にスキなく掃除・片づけがされているのでしょうか?
しかし、まだ年端もいかない可愛い娘さんがいるのに、いつ来客があっても問題ない程度に部屋が片付いているなんて無理があるような気もします。

チラッと嫁に目をやると。。。

嫁「(ダメダメダメダメ)」

と目が訴えかけています。
A君もまだ若いな。このまま八郎がA君宅に突撃訪問したら、君たちはきっと夫婦喧嘩だよ。。。
こう言う時だけ、変に上司風を吹かせて、今日の申し出は断ろうと思いました。
そして、この突然の来客を歓迎していない人がもうひとりいました。

お父さんを取らないで!

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愛娘「お父さん、今から遊び行くって言ったでしょ!?言ったでしょ!?」

八郎を睨みつけながらしきりにお父さんの手を引こうとする娘ちゃんの姿が。。。
そうなんです。
娘ちゃんにとっては、今日は数少ないお父さんを独占できる日。
恐らく、お父さんと遊びに行くのをずっと心待ちにしていたはずです。
それを、見ず知らずのハゲデブおっさんが奪おうとしているのです。
もう、憎き仇以外の何物でもありません(笑)

八郎「今日は流石に突然すぎるから、日を改めるよ。娘さんもお父さんと遊ぶのを楽しみにしているみたいだし」

そう言いいながら、しゃがみこんで娘ちゃんの目線まで視線を落とし

八郎「急にごめんねー、お父さん、ちゃんとこれから遊んでくれるから安心してね」

と、頬を膨らましてニコニコしながら話しかけたら、どうやら娘ちゃんも納得してくれたようです。
明らかな警戒心丸出しの目つきはなくなりました。
デブでスキンヘッドの八郎が、子供を怖がらせないように接するにはどうしたらいいか…
10年かけて考案した結論が、ここ数年、漸く実を結び始めました。
視線を落として、頬を膨らませてニコニコすれば、大概の子供さんは警戒心を解いてくれます。
これを八郎は「アンパンマン対応」と呼んでいます。
子供は、丸いものには警戒心を解くみたいです。

何もしなくても既に丸いんですけどね。
やはり、やなせたかし先生偉大だなー、と感じる今日この頃です。
(次回へ続く)

内覧を快諾どころか、その日のうちに案内してくれようとしてくれたA君にはホント深謝です。
しかし、奥さんや娘さんの事を考えてとりあえず今日の内覧は辞退することに。
日程を決めて後日伺う事にします。
果たして、A君は超巨大分譲地の何処に家を構えているのか?
そして、A君が建てた商品名は?
次回「鉛白のスマートパワーステーション」
君は、選び抜くことができるか。

 

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